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厳選!1月のピックアップ作品

こんにちは。ARTWORKS.galleryです。

2月に入り、梅の花が咲きはじめ、早咲きの桜のつぼみも徐々に膨らみ、春の足音が近づいてきたようですね。

ARTWORKS.galleryでは、現在登録クリエイターのNFT作品の取り扱いを、順次進めています。 2月末ごろには第2弾のNFT作品をお見せできる予定ですのでそちらもどうぞご期待ください。

今回はARTWORKS.galleryの公式Twitterで、1月にピックアップした5作品をご紹介します。あなたのお気に入りの作品が見つかる機会となれば嬉しいです。

また、作品紹介の他にも、SNSでは展覧会情報や国内外で今話題のニュースをピックアップしているほか、アートに関する豆知識を紹介しています。また、note記事では、ARTWORKS.galleryのサービス紹介やクリエイターインタビュー記事も投稿しています。ぜひ、公式アカウントも併せてご覧ください。

 

twitter:@ARTWORKS_Junni
instagram:artworks.gallery.junni
note: ARTWORKS. gallery 

 

 

 

1.富士山のエネルギー溢れる情景

クリエイター:Shin Tsuruta
作品名:《Mt Fuji in red 2 》

 

こちらは富士山をテーマにされた作品ですが、富士山そのものが描かれたわけではありません。真っ赤な背景に、白い絵具が勢いよく飛び散ったかのような跡を残し、橙色や黒色の太い筆は、ランダムに置かれており、色や絵具の置き方からは、力強さや勢いを感じることができます。
また、見方によっては、赤富士に白い雲がかかった様子を描いているようにも見えれば、富士山のエネルギー溢れる地中のマグマのようにも。あるいは、富士山の堂々とした姿を、素材そのものからも感じ取ることもできるのではないでしょうか。見方は人それぞれに異なり、作品を通して想像が膨らむ作品です。 

 

 

 

2.ポップな世界観で純粋な愛をストレートに

クリエイター:KEI MOGARI
作品名:《kiss》

 

ショッキングピンクの2匹のキャラクターの片方が飛んできて、吸い付かんばかりに頬にキスをしている様子を描いた作品。キスしたところを起点に一体になり、まるで2匹で1つになったかのように。
地表の色はオレンジベースで空は黄色、青い水たまりや木のようなオブジェ、右下方にある白いお花の葉はドット模様など、作品全体がどこか現実とは異なる世界観を持たせ、作品にユーモアを膨らませているようにも見えます。また、色彩が明るく様々な色が用いられていて見ているだけで明るくなる作品です。「キス」という少し恥じらいを感じるテーマでも、ポップでユーモアを交えたこちらの作品は、愛し合うことの純粋さや、無邪気な気持ちをストレートに伝えてくれています。

 

 

 

3.海の小波に輝く月明かり

クリエイター:高尾 美智
作品名:《夜の航路》

 

青い色彩を基調とした中に、黄色のラインが幾重にも重なり、海に照らされる月明かりの輝きが印象的な作品です。筆のタッチがまるで、海のさざなみの独特の揺れ動く様子を捉えているようにも。 
青色と黄色が混じりあい、水色や緑色など様々な色を生み出し、波打つ海のさざなみに反射する月明かりの輝きを捉えています。また、所々にある白色のしぶきが明るく美しい情景に深みを持たせているようにも見えます。 中心に描かれた光が、縦の線となり、手前から奥へとその幅を徐々に広げ、まるで、夜の航路を指し示しているように。 落ち着きある海のさざなみに照らされる月明かりを描いたこちらの作品は、穏やかで優しい気持ちへと導いてくれるような作品です。

 

 

 

4.雪が積もる冷たさの中に凛と佇む赤い花

クリエイター:Takashi MUKAI 
作品名:《情感#02》

 

雪の中に一本の赤い花を撮影した作品。枝や葉が雪に覆われ、花びらに滲みていくような冷たさを感じます。そんな体の芯まで冷えてしまいそうな寒さの中にひっそりと佇む一輪の花は、存在感を放ち、凛々しくもたくましくも感じ取れます。
周りの雪を背景に、葉の緑は渋みがあり、そこに花の赤色が深く鮮やかに映えます。際立つ赤い色なのに、周囲の寒色の色味と共にしっくりと自然に馴染んでいます。同時に、深みのある赤は、周囲の白や緑との間にコントラストを生み出し、花の凛とした姿をより際立たせているようにも感じます。
静けさを感じる中で、冷たさの中に情熱的な思いが潜んでいる、そんな愛の深さを表現しているような作品です。

 

 

 

5.か細くも優しさに溢れた「愛」

クリエイター:陣内 雅文
作品名:《愛#009》

 

ピンク色の墨で「愛」と書かれた可愛らしい作品です。陣内さんは「愛」という漢字をシリーズにして書かれていますが、こちらの「愛」からは、どのようなイメージを抱きますか?
ピンク色の墨自体、淡く、優しい雰囲気を受けますし、全体的に、線が細く華奢な印象を感じ取ることができます。しっかりと筆を入れる部分もありますが、ピンク色の墨が滲むように輪郭がぼやかされ、柔らかく、何かクッションのように受け入れてくれているような優しさをも感じます。
細い筆の運びに、そういった太く、でも温かい部分もあり、ほど良い強弱が作品に心地よさを生み出しているようにも感じます。
総じて、細く軽やかな筆の運びが印象的な作品からは、か細くも優しさに溢れた想いを感じ取れる作品です。

 

 

 

いかがでしたか?

今回は「愛」をテーマにした作品や、色彩の持つ美しさを活かして自然情景を描いた作品をご紹介しました。共通するテーマであっても、クリエイターによって表現の仕方は様々にあることや、色自体が自然情景を物語り、見る人に心地よさやエネルギーを与えてくれるなど、アートの様々な表現に出会えたのではないでしょうか。

 

ARTWORKS.galleryは、このようなオリジナリティ溢れるプロのクリエイターの作品にデジタル上で出会えるオンラインギャラリーです。

 

今後もSNSで魅力ある作品を紹介していきますので、ぜひご期待ください。

 

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