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厳選!7月のピックアップ作品

こんにちは。ARTWORKS.galleryです。

9月も終盤となり、夏が少し遠ざかり、高い空や澄んだ空気から秋を感じられる日も増えてきましたね。

さて、ARTWORKS.galleryでは6月からTwitterやInstagramの運用がスタートしました!
今回は7月にTwitterでピックアップした7作品をご紹介します。夏の雰囲気を感じられる作品や物語性のある作品の中から、あなたのお気に入りの作品が見つかる機会となれば嬉しいです。

また、作品紹介の他にも、SNSでは展覧会情報や国内外のNFTの動向など、今話題のニュースをピックアップしているほかアートに関する豆知識を紹介しています。ぜひ、公式アカウントも併せてご覧ください。

twitter:@ARTWORKS_Junni
instagram:artworks.gallery.junni

 

1.「動」の躍動感から伝わる、あなたへのエール。

クリエイター:Maki Shimano
作品名:『動-Momentum-』

まるで「動」という文字自体が今にも動き出しそうな躍動感のある作品。前向きに、ポジティブに進んでほしいという思いが作品に込められているのだそう。
一画目の左払いからは、たっぷりと墨を含んだ筆を想起させる勢いのよさを感じられる一方、右上から下方へとすっと走る最後の左払いからは潔さのようなものさえ感じます。
総じて、力強く、背中を押してくれるような心強さを覚える作品です。

 

 

2.デザイン性のあるコントラストの美しい山々

クリエイター:落合恵
作品名:『mountain2』

山々を一枚の面として色を割り当てたような、コントラストが美しい作品です。作品全体は淡い色彩を基調としながらも、中央の山の片面にはトーンの異なる紺色がアクセントとなることで、色調が単調にならず作品全体を引き締めているようなバランスの良さも感じられます。
また、上部は空、下部には山々というシンプルなコンポジションも相まって、見ているとすっきりとした気持ちになり、爽やかな風まで感じられるような作品です。

 

 

3.想像膨らむ塔へと向かう物語



クリエイター:古森 ゆき
作品名:『Tower』

星が輝く空のもと、宇宙のとある惑星を舞台に描かれたかのような作品は、黒と淡いパープル、白のコントラストが不思議な雰囲気と静けさを感じさせます。
古森さんの作品によく登場するキャラクターがなにやら塔に向かって歩いているようですが、手荷物一つで向かうキャラクターや他の惑星と交信しているような塔、石のような無機質な素材で作られた建物など…想像の膨らむエッセンスが各所に散りばめれており、見る人それぞれが自由に楽しめるストーリー性のある作品です。

 

 

4.複雑なハートから伝わる自分への愛の美しさ



クリエイター:Kayo Nomura
作品名:『Save Myself -自分を愛する-』

ピンク色の色調で、様々な色と線で描かれたKayo Nomuraさんが描くハートは、まるで心の中に渦巻く感情のよう。形の整った「完璧なハート」ではなく、常に形が揺れ動くその瞬間を描いたハートのようで、様々な感情が湧き上がっては消える様子を表しているようにも感じます。そんな完璧ではないハートを大切にするということは、「気持ちに素直になること、自分を愛すること」なのだと、作品からも伝わってきます。

 

 

 

5.静寂な中に凛と佇む向日葵



クリエイター:保田悟史
作品名:『向日葵』

白い背景とテーブル、白い花瓶の中で唯一色を帯びている一輪挿しの向日葵。静寂な空間に佇む向日葵は、屋外で力いっぱい咲く向日葵とはまた異なる、凛とした雰囲気を放っているようです。
作品全体の多くを占める白の世界には、味わいのある花瓶や向日葵の影、三角形の影や四辺形の影など、繊細な変化が作品に旋律を生み出しているようです。
そんな空間の中にある向日葵は、野原にいた時とは違うかたちで、うちに秘めるエネルギーを昇華したような美しさがあり、新たな一面に出会わせてくれる作品です。

 

 

6.奥行きある壮大な自然風景



クリエイター:Takashi MUKAI
作品名:『情感#26』

鮮やかな緑が生い茂る山と川谷という壮大な自然風景に癒される作品です。興味深いのは、川上が構図の下部にあり、水流が構図の下から上へと向かっていること。水流をなぞっていくと下方から上部へと視線が移るので、水流がどこまでも続いているような奥行きが生まれ、まるで果てしなく進む時の流れをも表しているように感じます。そんな常に切り離せない普遍的な「時間」を想起させる一方、常に取り留めもなく流れ、「変化」し続ける水流という対局的なエッセンスが混じり合い、作品に奥行きを持たせているような、深みを感じる作品です。

 

 

 

7.心安らぐ海岸風景



クリエイター:Tatsuya
作品名:『Takano-shima』

Tatsuyaさんの故郷である千葉県館山市にある館山海岸から岬の先にある鷹の島を望んだ景色。鮮やかな青い海と揺れる海面、雲の間から見え隠れする青空、その間を海鳥が飛び回る様子は、なんとも穏やかで夏のゆったりとした時間の流れが伝わり、見ているだけで心安らぐ作品です。2羽の海鳥が手すりに並んでいる様子は可愛らしく、のどかな雰囲気に癒されます。

 

 

 

いかがでしたか?

7月の夏らしい涼を感じる作品や、熱さを感じる動きのある作品、夏の思い出を呼び起こしてくれるような作品など、どれもクリエイターの個性が表れています。

作品を通して、想像を膨らましたり、作品を眺めて自分なりの発見をしたり、色々な見方ができるのもアートの魅力ですね。

ARTWORKS.galleryは、このようなオリジナリティ溢れるプロのクリエイターの作品にデジタル上で出会えるオンラインギャラリーです。

今後もSNSで魅力ある作品を紹介していきますので、ぜひご期待ください。
 

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