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厳選!9月のピックアップ作品

こんにちは。ARTWORKS.galleryです。

12月に入り、立冬も過ぎて暦の上では冬になり、朝晩はすっかり寒くなってきましたね。
さて、ARTWORKS.galleryの公式Twitterで9月にピックアップした7作品をご紹介します!
年末年始のおうち時間が増えるこれからに向けてお伝えします。

あなたのお気に入りの作品が見つかる機会となれば嬉しいです。

また、作品紹介の他にも、SNSでは今話題のアート関連のニュースをピックアップしているほか アートに関する豆知識や展覧会情報を紹介しています。 ぜひ、公式アカウントも併せてご覧ください!

 

twitter:@ARTWORKS_Junni
instagram:artworks.gallery.junni

 

 

1. 思わず声をかけたくなる臨場感

クリエイター:加藤晶子
作品名:『トルン』

 

猫好き必見の一枚です! 「トルン」という名前の猫を描いた作品。
クリエイターご自身の猫を、1ヶ月という長い時間をかけて油彩で丁寧に描き込まれています。
ベルベットのように綿密かつ艶やかに描かれた毛並みからは滲み出る愛情が伝わってきます。
名前を呼んだら今にも振り返りそうな写実的表現は、その場にいるかのような存在感があり、思わず触りたくなる衝動にかられます。

 

 

 

2.古代遺跡を思わせるロマン溢れる世界観

クリエイター:NAKAKEN
作品名:『Digital Abyss』

 

作品中央に立つ人物の行方は…?
鮮明さと透明感が印象的なビジュアルで、そこは古代遺跡なのか、未来の世界なのか…どこまでも続くその先が気になる不思議な魅力を放つ作品です。
青、赤、橙色の色彩で美しくもミステリアスな世界観は、古代と未来とが混ざり合うような混沌の要素を抱き、作品の魅力を高めています。3DCGで細部まで緻密に作り込まれた世界は、作品がまるで異世界への窓となって、覗き込んでいるかのような臨場感をも感じられます。

 

 

 

3.冬の空気を感じさせるミニマルデザイン

クリエイター:加藤英一郎
作品名:『Adelie』

 

皆さんは動物を描く時にどんな形を想像しますか?
ペンギンのように愛くるしい動物は、柔らかな曲線で描かれたイメージではないでしょうか。
この作品はあえてペンギンを直線的に描くことで新たな発見や面白さを感じられます。
作品名『Adelie』はアデリーペンギンを指し、南極を生息地としています。 南極を描いたこの作品は青を基調とした極寒の海と氷、空の世界です。
あえて作品では角張った輪郭とすることで、その世界の冷たい空気や、ペンギンの歩む動きをも感じられます。

 

 

 

4.不思議の国の扉の先には?

クリエイター:KANAKO SATO
作品名:『NO TITLE』

 

作品全体から静けさを感じる中で、中心にある2つの楕円形からは、まるで雫が滴る一瞬をとらえたような儚さを物語っているように感じられます。
一方で見方を変えれば、2つの楕円がガラスのレンズのようにも見えて、その先にある神秘的な世界に思いを馳せる楽しみも味わえます。
物象が明確に捉えられなくとも、見る度に違う側面から想像する楽しみを味わえる作品です。

 

 

 

5.ネオンの様な輝き

クリエイター:横島 剛
作品名:『黒の背景の上を走る光の交差』

 

躍動感ある、ネオンのような輝きを帯びたこの作品は、絵の具が生み出す「重力によって流れ滴る」「飛び散る」といった偶然性と、デジタル表現の自由さを掛け合わせた作品です。
クリエイターの横島さんは『創作は「積み重ね」ではなくて「突き崩すこと」』との思いで制作されています。
無意識や偶然といったその瞬間を大切に描き、制作者自身、そしてその作品から少し遠ざかった観察者の目線など横島さんの多角的な視点が、作品に新たな美しさや面白さを生み出し、独自の美意識を感じさせます。

 

 

 

6.心を揺さぶる書

クリエイター:BB
作品名:『叫』

 

本当に言いたいこと、叫びたいこと。 画面からはみ出るほどの力強さは、全力で声にならない程の思いを感じる作品です。
「叫」という言葉は画面中央ではなく、やや左に位置し、左上から右下に向かって筆が動いています。躍動感と力強いストロークは、本当に言いたいこと、叫びたいこと、その感情を込めて思いきり声を張り上げ、叫ぶ。その臨場感が作品全体から感じられ、見る側の心を揺さぶるようです。

 

 

 

7.美しい色の揺らぎ

クリエイター:AKINORI TANAKA
作品名:『abstraction#004』

 

色同士が交差し、混じり合い、溶け込み、また新たな色へと生まれ変わって行く。
光という存在が、色の美しい揺らぎや偶然性を生み出していることに気付かされる作品です。 色彩が柔らかく、変化していく様子は滑らかで見ていて心地よく、ずっと眺めていたいような穏やかな気持ちになります。
日頃の生活の中で、ふと空の虹に気づいたような、そんな美しい一瞬に出会ったような作品です。

 

 

 

いかがでしたか?

今回も幅広いジャンルから7作品をご紹介いたしました。
おうち時間が増える年末年始、アートを楽しむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

アートは気持ちの向くままに眺めたり、クリエイターの作品への思いと向き合いながら眺めるのも、さらにはなぜそのアートに魅力を感じたのか自分自身に向き合ってみたりと、作品との対話、自分との対話が楽しめるものです。

この冬、今回ピックアップした作品をはじめ、ぜひご自宅でもアートを楽しんでいただけたらと思います。

 

twitter: @ARTWORKS_Junni
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